4スタンス理論とは

4スタンス理論とは正式には「レッシュ理論」言い

「4スタンス理論」と「5ポイント理論」というものがあります。

 

5ポイント理論  

身体の重心ポイント軸

ヒトがヒトである以上、誰にでも共通している身体の特性というものがあります。ヒトが2本足で大地に立ち行動するうえで根本となる身体の取扱説明書と思ってください。ヒトには動くときにカギとなる重心ポイントが存在しています。どんな動作を行うときでもその重心ポイントを起点にして動きます。
 
身体の上の方からその重心ポイントを指していくと、

1番目は首の付け根、サブが肩
2番目はみぞおち、サブが肘
3番目は股関節、サブが手首
4番目は膝
5番目は足底・足首です。
それらの重心ポイントを駆使して人は様々な動きをします。
 
そして、それら5つのポイントを垂直線上にしっかりと揃えることで、身体の中に「軸」が発生し、重心のコントロールがスムーズになり体の協応性が飛躍的に高まるのです。
そして、このポイントをどのような順番で動かすかとか、どこを固定してどこを積極的に動かすかという事で各タイプにおける身体の使い方や軸の作り方が変わってくるのが「4スタンス理論」です。


4スタンス理論

身体の動かし方は4種類

例えば、単純に走るフォームひとつにしても様々なフォームがあると思います。

更にいえば、立ち姿にも違いがあります。
それらの違いはどこから来るのでしょうか?
骨格の違いでしょうか?
柔軟性の違いでしょうか?
様々な違う要素があると思いますが、一言確実に言えるのは、身体の動かし方は一つではないということです。人には様々な動きのタイプがあるのです。

 

正しいフォームは大きく分けて4つ存在します。

自分に適したフォームで行うことによって身体に無理なく自然なフォームで出来るのです。

教科書的なフォームから外れると、個性とか癖という言葉で簡単に済ませていますが、

なぜできないのか?できるのか?にはすべて理由があります。

4スタンス理論を学んでいくと、なぜ自分が言われた通りにできなかったのか?

また、なぜ自分はできたのか?という事がどんどんわかってきます。

それぞれタイプによって、立つ、座る、歩くといった行為でも、厳密にみると身体の形、動かす各部位の順序などが異なっています。

これを整理して解説するのが「4スタンス理論」です。

 

また、4スタンス理論は4タイプに分けて動きを作るのではなく、不随意で勝手にそう動くというものです。作りこんでいった自分と違うタイプの動きを排除していって、最終的にシンプルで自然な身体の使い方をよみがえらせるということが大切です。

 

レッシュ4スタンス理論提唱者

 廣戸聡一

 

1961年、東京都生まれ、スポーツ整体「廣戸道場」主宰 日常生活の動作からスポーツ競技、文化芸能における身体動作、コンディショニング、介護、リハビリテーション、栄養摂取まで総合的に指導するアドバイザー。

整体施療家として一般クライアントからプロアスリートまで30万人を超すケア実績。 ヒトの身体特性を4種類に分類する『4スタンス理論』を含む、動作における軸、個体別身体特性などを解明した総合身体理論『レッシュ理論 (REASH Theory)』を提唱。

プロフェッショナル競技団体への総括的フィジカル・アドバイザリー契約および個のアスリートへのパーソナルトレーニング契約を展開中。水の特性を活かし身体動作のパフォーマンスを向上させる水中身体トレーニング『ハイドロ・トーン』の指導。

  • 一般社団法人『レッシュ・プロジェクト』代表理事。
  • 平成22年度よりJOC(日本オリンピック委員会)強化スタッフ。
  • 身体コンディショニングに関する著書多数。
  • 『ゴルフダイジェスト』誌レッスン・オブ・ザ・イヤー2011賞を受賞。

 

 

タイプ判定方法

4スタンスタイプ自己チェック法 「4スタンス倶楽部」 をご覧下さい。

セルフのタイプチェックは判定を誤る事があります 参考程度にご覧下さい。

ホームページ「4スタンス倶楽部」

 

アスリートタイプ別表